奮戦記
【03.06.05】参院特別委での有事法制の採決強行に抗議する
今日の参議院の武力攻撃事態対処特別委員会で、自民党・公明党・民主党などが、質疑を打ち切って採決を強行し、有事法案は賛成多数で可決されました。
日本共産党は、日本をアメリカの起こす戦争に参戦させ国民を総動員する憲法違反の法案だとして、広範な国民の皆さんとともに断固反対をつらぬき、徹底審議をもとめました。
国民の声を聞くための中央公聴会も開かれないまま、「会期切れがせまっているから」という口実で、質疑を打ち切るのは絶対に許せません。
断固、抗議します!
法案は、衆議院の段階で与党と民主党による修正協議で、武力攻撃事態などのさいに政府が閣議決定する「対処基本方針」を国会の議決で終了できるようにするとか、思想・良心の自由など憲法が保障する基本的人権を有事の際も最大限尊重する――などの規定が盛り込まれました。
しかし、こ程度の小手先の「修正」で、アメリカが外国で起こす戦争に自衛隊が参戦するという本質は、なんら変わるものではありません。
あす財金委で生保問題について質問します
明日は、また財務金融委員会で生命保険の予定利率引き下げ問題で質問します。
私の質問時間は 14:50〜15:25 です。
今回の法案の内容について、金融審議会では「合意」されていないこと、契約者に負担を負わせる予定利率の引き下げで得をするのは銀行であること、などなどについて質問します。
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