奮戦記
【03.05.21】りそな銀行問題について財務金融委員会で質問
今日は、衆議院財務金融委員会がひらかれました。
はじめに、竹中金融担当大臣から、りそな銀行への公的資金注入について説明を聴取し、質疑を行いました。
私は、政府の「金融再生プログラム」が、りそな銀行の深刻な事態をまねいたと厳しく批判しました。
とくに「主要行を取り巻く不確実性が大きい」として、銀行の資産査定の厳格化を公認会計士協会に求めていることを、具体的な資料をしめして明らかにしました。
だいたい、主要行が将来の収益を見積もることが困難な「不確実性」に陥るのは、小泉内閣が経済を悪化させる政策をすすめているからです。
私は「政府みずから『不確実性』をつくっておきながら、銀行資産の査定をさらにきびしくすれば、銀行は外と内の両面から攻められて経営困難にならざるをえない」と述べ、政府の金融政策の根本的な転換を求めました。<答弁する竹中大臣>
また、小泉内閣が不良債権の早期最終処理を期限を切って強引にすすめたため、倒産と失業を増大させたのです。りそな銀行を経営困難に追い込んだ政府の経済失政の転換こそ必要です。
竹中大臣は「りそなの自己資本比率の低下は、株価の下落などデフレに直接からむ要因はある」と認めたものの、政策の根本的見直しには応じませんでした。
労働法制改悪阻止のデモ隊を激励しました
夜は、全労連・東京地評・労働法制中央連絡会などが主催する「STOP!労基法、派遣法改悪阻止・中央決起集会」がおこなわれました。
その国会請願のデモ隊を衆議院議員面会所で激励しました。
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