奮戦記
【07.05.18】保険金不払いで財金委が生損保協会代表を呼び質疑
今日は、財務金融委員会で、保険金不払い問題について参考人を招致して質疑をおこない、私も質問しました。
参考人として招致されたのは、生命保険協会会長の斎藤利勝氏(第一生命社長)、損害保険協会会長の石原邦夫氏(東京海上日動火災社長)です。
意見陳述の後、質疑をおこないました。
私は、「契約通り保険金が払われないなら契約違反になる。業界も各社も根本的な信用が問われている」と指摘しました。
そのうえで、個人の立場から見ると、契約から支払いまで長い期間がかかる場合があるため、うっかり忘れていたり記憶にないという場合がありうる。
そのため請求漏れが発生したら、それは個人の責任になるのか、それともフォローすべき会社側に責任があるのかと聞きました。
これにたいして、生命保険協会会長の斎藤利勝氏は、契約通り払うべきで「基本的には会社の側に責任がある」と答えました。
さらに私は、専門的知識を持っている職員を大切にすることの重要性を指摘し、安易な人減らしをおこなわず人員を確保することをもとめました。
また、国民政治協会(=自民党)への企業献金について、2005年まで続けているが、2006年、2007年はどうなっているか、その額はいくらかとただしました。
2006年に第一生命は933万円、東京海上日動火災も1764万円の献金をおこなっていることを認めました。
2007年については、まだ実施していないと答えました。
私は、「まず、支払うべき相手は契約者ではないか。政治献金はやめるべきだ」と指摘しました。
明治安田生命の事務センターを視察し会社幹部から事情聴衆
今日の午前中は、明治安田生命の事務センター(コール・センター)を視察しました。保険金の不払いなど苦情や契約変更の受付などをおこなうセンターです。
広いフロアーに、約200人もの方々(そのほとんどが協力会社からの派遣)が、コンピューター端末の前で電話で顧客とお話をしていました。
続いて、会社幹部からの説明を受け、質疑応答をおこないました。