国会での活動
【11.02.25】有害物質PCBの無害化処理について質問
2011年2月25日、佐々木憲昭議員は、予算委員会の第5分科会で、有害物質PCBの無害化処理と、雇用促進住宅について質問しました。
佐々木議員は、有害物質PCB(ポリ塩化ビフェノール)の無害化処理について、事業仕分けで処理基金を削減したことを批判し、「進まないのは、中小企業の負担が重いからだ」と指摘。中小企業への補助率をいまの「費用の7割」から9割に引き上げるなど、促進策を求めました。
内閣府の園田康博政務官は「まさにご指摘の通り。(処理を)加速化する方策を考えていく」と答弁しました。
また、佐々木議員はPCBを含む液体が床にあふれるなどの事故で豊田PCB廃棄物処理施設が操業停止した問題に触れ、正社員の退社後に派遣社員が指揮・労働している実態を告発しました。
環境省は「JESCO(日本環境安全事業)の自律的対応にゆだねるべきもの」と答え、非正規労働者・派遣労働者の割合も把握していないことが明らかになりました。
佐々木議員は、労働実態を把握し、安全性について指導すべきだと主張しました。
細川律夫厚生労働大臣は、「実態を把握し、もし健康上の問題があれば厳正に対処していく」と答弁しました。
この質問に先立ち、佐々木議員は、2011年1月17日、JESCO(日本環境安全事業株式会社)豊田事業所の施設を視察しました。
リンク【憲昭国会質問データベース】有害物質PCBの無害化処理、雇用促進住宅について質問
リンク【YouTube佐々木憲昭チャンネル】有害物質PCBの無害化処理について(約21分)
リンク【東海での活動】PCB処理施設「JESCO豊田」を視察(11.1.17)