奮戦記
【13.09.28】静岡・富士市で製紙産業振興について懇談
 今日は一日、静岡県富士市の製紙産業調査です。
 
 富士市の中小製紙会社の経営者と懇談しました。
 原材料価格の上昇、外国からの製品輸入の増加、地元大手企業の撤退などで、地場産業である製紙業は大きな苦境にあるとの話がありました。
 トイレットペーパーのほとんどは再生紙を利用しています。
 ペーパースラッジ共同処理施設を視察。
 
 11の中小製紙会社が共同でつくった岳南第一製紙協同組合の施設です。製紙会社で紙をつくったあとに出てくるペーパースラッジを100%処理して、鉄鋼向けの酸化防止剤を作ります。
 昔は「田子の浦のヘドロ」の原因だったスラッジが、いまでは完全に処理されているそうです。
 富士山のシルエットが遠くに見える。
 
 下にあるのは、製品岳南第一製紙協同組合の敷地内にある製品、鉄鋼産業向けの酸化防止剤です。
 製紙産業の廃棄物を最終処理してできたもの。

 
	

