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奮戦記

【08.08.01】「不安感の一掃」を言うなら自然増2200億円削減をやめよ!

   今日、福田総理は内閣改造を行いました。
 改造のねらいを「国民目線」とか「不安感の一掃」などと言っています。
 しかし、その一方で来年度予算の大枠を示す概算要求基準(シーリング)では、社会保障費の自然増を2200億円削減する抑制路線を来年度も続ける方針です。
 これで、どうして不安感が一掃できるというのでしょうか。

 2002年度の3000億円カットから始まった社会保障の国庫負担の削減は、03年度からは毎年2200億円削減となり7年目に入りました。

   この路線のもとで、後期高齢者医療制度の導入や母子家庭の生活保護費の削減など、制度改悪による国庫負担の削減がおこなわれ、深刻な打撃を引き起こしています。
 福田内閣は、国民の批判をそらすため、医師不足の実態を認め、予算の「重点化枠」を設けるとしています。
 さらに基礎年金の最低保障機能の強化を検討するなど、社会保障の「五つの安心プラン」を発表しました。
 しかし、毎年2200億円を削るという大もとの方針を継続するなら、それらは、絵に描いた餅になってしまいます。

 「不安感の一掃」を言うなら自然増2200億円削減をやめよ! これが、国民多数の声なのです。

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